住宅ローンの返済が出来なくなった方は、すでにお客様ではないのです!



これは、ある投資家(大家)さんのお話です。
鈴木さん(仮名)のプロフィールを簡単に説明をします。
6世帯の1棟建てのアパートを千葉県柏市に持っていました。
1部屋の賃料は、平均して月60,000円。
満室なら、年間約432万円の家賃収入があります。 
現在は、そのアパートを任意売却で処分し、東京都町田市に住んでいます。




銀行さん、そりゃ無いよ!
東京都町田市に住む鈴木さんは、昨年2月に離婚し
子供は奥様が引き取りました。

鈴木さんは、平成4年に千葉県内のアパートを購入しました。
最初のうちは、アパートの家賃は平均8万円、計約50万円の収入がありました。
融資をしてもらった不動産ローンの返済38万円と税金やら経費などを引いても
月約5万円程度のお小遣いがあったのです。
その時、鈴木さん40才でした。
そして、鈴木さんが自営の保険代理店も順調でした。

平成10年頃から保険業界も破綻・合併・外資の買収と
業界再編が続きました。
ここ1年は、なんとか資金繰りをしましたが、もうどうにもならない状況でした。
アパートの家賃収入を充てにするしかない状態です。

こんなタイミングだからなのか
奥様との間に、離婚話が持ち上がりました。
鈴木さんの人生計画では、65才になったら不動産ローンを完済し、その後は家賃収入と年金で
のんびりと暮らすことを考えていました。
それも儚い夢となってしまいました。

結局、離婚することになりました。
その時に、奥様からはアパートローンは絶対に払うように、念をおされたのです。
奥様の実家を担保に取られているからなのです。
ご実家は川崎にあり、売却すれば5,000万円は切らない物件です。
アパートの残債務は、4,000万円強
アパートの相場価格は、良くても3,500万円です。
売却できたとしても、約600万円程の債務が残ってしまいます。

鈴木さんから相談を受けた当社では、事態は切迫していると判断して、M銀行川崎支店に向かったのは2月末のことです。
毎月26日の返済日に、約10日程遅れながらも払っていたので、延滞はつきません。
鈴木さんは、奥様と奥様のの実家には迷惑を掛けるわけにはいかないと必死で払い続けていました。

本性は怖い金融機関 その2 へ続く